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論点整理のために1

 投稿者:チャックノブロック  投稿日:2009年 1月25日(日)23時19分50秒 219-105-110-206.adachi.ne.jp
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  MBさん、書き込みがご無沙汰して」恐縮です。

唐突で、恐縮ですが、MBさんが抜粋されたmixiでの私とMBさんやその他の方々とのやり取りは、途中から引用となっています。

MBさんの元の本文からの経緯がわからない途中からご覧になった方には、MBさんや私の発言の趣旨がわかりにくくなっているのでないかと思います。

大変恐縮ですが、誤解を免れるために、「今北産業」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%A3%CB%CC%BB%BA%B6%C8

という訳にはなかなかいかないので、その経緯を皆さんに理解していただくために、MBさんがmixiに掲載された元の本文から、そのまま掲載させていただきます。

以下が、MBさんがmixiに掲載された本文です
(2009年01月02日21:19MBさん記載)
Note28(Chono).
2009年01月02日21:19

ちょっと、2008年のトピックを回顧する。
それは、マリンの2位でドラフトされた、ホンダの長野正義選手のことである。

さて、世間のおおむねの見方は、所詮この程度のものである↓
> http://www.plus-blog.sportsnavi.com/marinesoretachinohokori/article/24

典型的な世間知らずの人間が書いている戯言にすぎないので、あえてあれこれモンク言うことはしないけれども、長野選手が巨人以外なら入団拒否、というのは、責任ある社会人だったら当然の決断であったことをまず先に言っておこうか。

長野選手は、ホンダの正社員である。決して派遣社員ではない。
したがって、ある程度のきちんとした給料に基づいた雇用契約のもとに、会社に在籍しているのである。

これはどういうことなのか。
正社員がひとり抜けると、会社の業務には、かなり支障が出る。
自分がいまやってるから余計に感じるのだけれども、これをカヴァーするのは大変だ。最初の半年間ぐらいはかなり、職場の業務の流れがぎこちなくなり、軌道に乗るには、さらに半年ぐらいかかる。
少なくとも1年間は、どうしても生産性が落ちるのだ。完全にもとの状態になるには、だいたい1年半ぐらいの月日がかかる。これは営業であろうと管理部門であろうとブルーカラーであろうと、多少の差はあれ、似たような感じになるのだ。
しかもホンダほどの優良企業で、安定した給料と年金を捨ててまでプロ野球の世界に飛び込むことに、どれだけ魅力があるというのだ?
ということで、長野選手がホンダ側に配慮しながらあれこれ会見を設定したりしていたところを、世間一般は見ていない。長野選手にとってああいうことは、かなりきつい体験だったはずである。それは、彼が仮にあのとき、マリンに入団したとて、同じことが言える。ホンダ側だって、長野選手がいなくなることはかなりイタいし、長野選手だってホンダは離れたくないのである。巨人という夢を追う以外は。 巨人にしか夢がないなら、それは、長野選手の考え方、感じ方がそうなっているだけだから他人があれこれ言える資格はないし、そもそも個人には、物事を選択する自由が認められている。
望まないものを、関係の薄いひとたちや”世間”から強要されるいわれはないのだ。まずそのことをしっかりと、野球を観る人間は認識しておくべきだと思うのだが。

また僕は、ドラフトで選手を獲得することにつき、球団のフロントの人間はかなり慎重になることを知っている。
フロントの人間も、社会人選手と同じサラリーマンなのだ。したがって、サラリーマンが安定した雇用を捨てて、契約社員になるリスクは熟知している。
だからこそ、マリンのフロントは、かなりのリスクを覚悟していたはずだ。2位指名という待遇で呼んでも、球団に来てもらえないかもしれないのは最初からわかっていたわけで、来てくれたら儲けもの、ぐらいの感覚でいたはず(もしもそうじゃないのなら、考え方が甘いとしか言いようがない)。
また過去には、ドラフトを蹴ったり、下交渉の段階で入団を断って指名を回避した選手がかなりいる。たとえば最終的にライオンズに入った鈴木哲さんや新谷博さんなんかはその典型で、両者とも、熊谷組とか日本生命のような優良企業に籍を置いていたから、なかなかプロ入りしなかった。もっと極端な例でいえば、慶應のエースだった志村亮さんなんかは三井不動産への就職を優先し、ドラフト1位という待遇を全部蹴ってしまった。
しかしプロに入るよりも、社会人で活躍したり、高校の指導者になって野球を楽しむひとたちがいて、こういう野球人生がけっこう有力な進路先になっていることは、世間一般ではあまり知られていない。みな、実績や知名度に基づいて有名選手しか追わないからだ。実態がわかられていない。特に高校の指導者というのは、かなりの学生選手の優秀な方々の夢になっている実情があるにもかかわらず、である。
だからこそ、長野選手が、巨人以外の球団から指名されても入団に前向きになれないことにつき、プロ野球選手という職業を追えることこそが夢なのに何で拒否するんだ、という、きわめて無責任な意見しか垂れ流せないのだ。
こういう意見は、会社組織というものがわかってない人間の発する、未熟な発言にすぎないし、アマチュア野球の何たるかを知らない意見にすぎない。

球界にいろいろと足を突っ込んで調べているうちに、僕は、世間一般の認識と、当事者の球界のひとたちの感覚の差というものを知った。
だがそういうことはまだ、わかられていないのだ。
もっと、世間のひとたちは、実態を知る必要がある。いつも思うことではあるのだが。

そのMBさんに対する私のレスは以下のとおりです。
(2009年1月3日0時17分チャック記載)
チャックノブロック | 自分のコメントを削除する
2009年01月03日 00:17
MBさん、

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

>長野選手がホンダ側に配慮しながらあれこれ会見を設定したりしていたところを、世間一般は見ていない。長野選手にとってああいうことは、かなりきつい体験だったはずである。

そうなんですよ。
長野選手は、ロッテ側との話をちゃんと聞いていましたし、紳士的に対応した上で、自分で最終的に決断したのですから、さすが、立派な社会人だと思いました。

ドラフト指名を受けたら、必ず受けなければいけないルールもない訳で、長野選手自身が持っている正当な権利を主張したわけですから、全く問題しです。

自分のの将来については、自分が決める。

他人ががすべこべ言うことではないですよ。

ただ、ここだけの独り言を言わせていただければ、もし、2008年以降のFAの新制度(以前、9年でFA取得だったのが2008年以降のドラフトで指名された大学生、社会人は7年間の在籍すればFA取得できるようになった。)が長野選手が2年前の日本大学時代に日本ハムに指名された時にあったなら・・・彼の選択はどうなっていたでしょうか?
(FA取得が30歳だったらちょっと・・・と思うけど28歳だったら、ちょっと我慢して、自分の実力を巨人以外のプロの場で発揮してからでも遅くはないか?と私だったら思ってしまいます。)

まー、以上は、さきほど言った他人のすべこべで恐縮ですが(苦笑)。

この本文のレスを見ると、よく江川と比較されているコメントもあるようですが、ちょっとちがうのでは?と思います。

江川は、自分で自分自身の将来を決められなかった。いや、決めなかったといえると思います。

つまり、江川と長野選手との違う点は、江川の時代はFAの制度がなかったこともありますが、江川が、自分の出身高校である作新学院の理事長が代議士だったことから、これらの人物と相談したりして、自分の将来を他人に預けてしまったことです。

まー、時代の違いもありますが、そのあたりが、立派な社会人の長野選手と1年でも早くプロに入りたいがため、アメリカ野球留学というあいまいな立場だった江川との大きな違いでしょう。

結果的に、巨人と(江川は無知だったと思うけど)江川が結託して、野球協約の抜け穴をついて、空白の一日に巨人と契約してしまうわけです。

これは、あきらかにドラフト制度の趣旨に反した行為で、野球協約の穴を突いた(違法ではありませんが)脱法行為です。

ドラフト制度を定めた野球協約も、雇用契約を定めたものですから、民法の制約を当然受けるはずです。その民法の一番最初の第1条にこういう条文があります。

民法
第一条  私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2  権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3  権利の濫用は、これを許さない。

「公共の福祉」「信義則」「権利の濫用」いずれにも反する行為です。

実は、江川は私の大学の先輩にあたります。

その大先輩が、こんな基本中の基本のことを見誤ったことを恥ずかしく思います。

彼は何をしにそんなに大学に行きたかったのでしょうか?(野球のため?)

こういうことになってしまったのは、FA制度のなかった時代とはいえ、結局、自分の人生を自分で最終的に決断できず、最終的に脱法行為をする(実際は、江川は巨人やまわりのとりまきにはめられたのだと思いますが。)はめになってしまったのです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

そんな江川と比べられては、長野選手に失礼だと思います。

長野選手は、プロに早くなりたいからといってあいまいな野球留学などしたりせず、社会人として2年間巨人から指名されるのを待って、指名されなければ、さらに2年後(ママ、後注:本当は1年後)指名されるのをひたすら待ち続けているだけですから、法も何も犯していません。

ロッテ側の方も長野選手が巨人に行きたいことを知っていながら指名したのだから、その2位指名という大事な指名権を失うというリスクを背負ったわけですから、長野選手が入団したらけ儲けもの、失敗したらしょうがない、と割り切って考えるべきでしょう。

ビジネスとは、常にそういうものだと思います。

ただ、この本文を書いた人は?だけど、そのレスを見ると、ちゃんとわかっている人の方が多いことは多少救われます。

>球界にいろいろと足を突っ込んで調べているうちに、僕は、世間一般の認識と、当事者の球界のひとたちの感覚の差というものを知った。

全く同感です。セイバーメトリクスやマネーボールが、野球関係者からの受けが悪く、経営者や社会人に好評なのに通じるものがあると私は思います。
それに、その後、私が追加したのは以下のコメントです。(2009年1月3日0時33分チャック記載)」
チャックノブロック | 自分のコメントを削除する 2009年01月03日 00:33
>指名されなければ、さらに2年後指名されるのをひたすら待ち続けているだけですから、

修正です。社会人がプロ指名を受けるのは社会人に入部した時のみ2年間指名を待たなければならなくて、それ以後は、翌年指名を受けることができましたね(汗!)。

大変、失礼しました。
でも、1年ならまだ待てる!
落合博満だって25歳でプロに入っているのだし!

アンチ巨人の私だけど、長野選手は応援できそうです!(笑

以下、議論が白熱していったわけですが、その前に論点を整理したいと思います。

それは、あす以降でよろしいでしょうか?
いつも長々と申し訳ございません。
 

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